シフォン地のスカーフ
まだまだ暑い日が続きますが、冷房の効いた室内では「ゾクッ」とする瞬間も稀にあるのでは?
<レーヨン 30% シルク 30% コットン 40%>のシフォン地の生成りのスカーフを、普段使いし易いように染めました。
58gのスカーフの約半分をベストカラー(ブルー)と(グレー)の1/4量で水染めしました。
≪染め方の特徴≫
①染色の境目を斜めにしたこと
②染色部分が重なるようにしたこと
③2色の濃淡をはっきりさせたこと
④同系色を選んだこと
これは2色で染めた場合の一例ですが、たとえば①中央でまっすぐ半分ずつ2色に、②いくらか半分より多目に染めて重なるように ④はっきり違った色でなど、好みに合わせて染めてください。
②重なるように染めた場合、染色部分がどのような色になるかを予想しておくことで、仕上がったスカーフへの思い入れも違ったものになるのでは……
もちろん1色で染める場合でも、生成りの部分をどのように活かして染めるかなど、工夫して染めるとより楽しいでしょう。
ここでは、染めない部分をまとめて持ち上げ、染色液に浸からないようにして染めています。境目を斜めにする場合は、待ち針等で印をつけて染めるときれいにできるでしょう。(生地が薄いのでチャコペン等はNG)
スカーフの使い方はいろいろありますが、簡単で誰でもできるこのスカーフの場合を紹介しておきましょう。
別の染め方や色によって、そのスカーフの使い方(結び方)をいくらでも工夫できるので、自分なりに試してください。
新しいスカーフやここで紹介したシフォン地のような薄い生地のスカーフでなくても、今使っている物やしまいこんでいた物でも構いません。
楽しんで染めて、そして使っていただくと嬉しいです。
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