メラミンスポンジも染めてみました
以前、合成スポンジを染めたところ、思った以上に染まったので、メラミンスポンジも染めてみました。
染め上がりの評価は、それぞれあると思いますが、メラミンスポンジは以前染めたスポンジとは似て非なるものでした。
まず、Rit染料(ゴールデンイエロー)で染めてみましたが、全く染まりませんでした。
そこで、いわゆる合成スポンジとメラミンスポンジについて調べてみました。
簡単に説明すると、発泡形成体をスポンジと呼ぶのですが、私たちが普段スポンジと呼んで使っているものはウレタンフォームというウレタンを発泡させて作られたものであり、メラミンスポンジ ( メラミンフォーム ) とはメラミン樹脂を発泡させて作られたものです。
つまり原料が全く違うものなので、出来上がったスポンジの性質も全く違うものなのです。
私達は、同様にスポンジと呼んではいますが、食器を洗ったり、お菓子が割れたり果物が傷付かないように緩衝材として使われるスポンジは柔らかいのが特徴ですが、メラミンスポンジは硬いのが特徴です。汚れをそぎ落とすのに使われます。そのため、これで表面をこすると傷がついてしまう場合があります。仕様書にも「樹脂加工製品には使用しない・塗装面、プラスチック面に使用すると細かい傷がついたり光沢がなくなったりする可能性」と言及しています。
ここで染色終了⁉
せっかくなので、ベストカラー(ポリエステル用)でも試してみようと染めた結果が先の画像です。
スポンジは一般的に軽いですが、メラミンスポンジは超軽量なので染料がドロドロした液状なのも相まって、規定量で染めるのは思いの外難しかったです。
分かったことは、ベストカラー(ポリエステル用)で染まるということのみです。
繊維(布地)を染める場合の法則性が適応するかはわかりません。
キューブ型のメラミンスポンジが販売されているので、工作の材料等にいかがですか?
皆さんが染める場合は、規定量などにこだわらず染めてください。
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