普通紙の染色②
普通紙に絵の具のように染色液で色を付けて、染められるのか試してみました。
フィックスの効果も同時に試しました。
前回と同じフィックス溶液を紙の片面に霧吹きで吹き付けて自然乾燥したものと、そのままの紙に同じ方法で染色液を付けて違いが出るのか、そもそも効果はあるのかを調べてみました。(フィックス溶液を吹き付けた面に染色液も付ける)
20倍に薄めた染色液を霧吹きで吹き付ける方法、筆で塗る方法を試しました。
できるだけ同じように染めるよう注意しながら、フィックス処理済みの紙とそのままの紙にそれぞれの色を付けていった結果、大きな差はありませんでしたが、フィックス処理した紙の染色液は若干染着が早い(早く乾く)と思われます。
図の左側がフィックス処理済みの紙に染色液を付けた場合です。
少し、そのままの紙の方が滲み易いということは言えるかもしれませんが、そこは染色液の濃度や付ける量を加減すれば良いのではないかと考えます。
絵の具と同じような方法なら面白くないかもしれませんが、染料は乾いても絵の具のようにゴワゴワにならないので、薄い紙には向くのではないでしょうか。
1色ずつ乾かしてから染めていくと面白いものができるのでは・・・・・・
試してみませんか?
0コメント