綿・ポリの軍手を素材ごとに染めて、比べてみました。<シリーズ 1>
含まれている量が不明の綿・ポリの軍手をベストカラー(綿・麻・レーヨン用)ブラックで染めてみました。
染め上りは真っ黒でしたが、水洗いすると一気に色が落ちてしまいました。
次に、軍手をベストカラー(ポリエステル用)ブラックで染めた後、ソーピング処理(表面に付着している染料を落とす作業)をしました。
やはり真っ黒から色が落ちて、プツプツと白い点が現れました。
素材によって染まり方(染まるメカニズム)が違うので、それに適した染料で適した染色方法を選ぶ必要があります。
綿・ポリの軍手をきれいに染めるには、それぞれの素材に適した方法で染める必要があります。
その過程で、緩い結びつきで染料が付着(汚染)している場合、摩擦や水分を含むことで色移りすることがあるため、洗浄する作業を行うことがあります。
染める順序を間違えないようにしなければなりません。
最後に、軍手をベストカラー(ポリエステル用)で染め、ソーピング処理した後、ベストカラー(綿・麻・レーヨン用)で染めました。
きれいに真っ黒に染まっています。
※ 参照 図の左―ポリエステルのみ、中央―綿・ポリエステル共、右―綿のみ染色
綿・ポリの混紡品や混織品を染める場合に役立ててください。
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