マチのあるエコバッグ
マチのあるエコバッグの<「マチの部分」を染める>に挑戦してみましょう。
染め方はいろいろありますが、エコバッグのサイズや生地の厚さによって、楽に染められる方法を選ぶのが良いでしょう。
底のサイズ(長い方)が25cm前後の物であれば、底を折りたたんだまま染色液に浸ける方法で特に難しくはないでしょう。
底のサイズが大きくなれば、まっすぐ横に伸ばしたまま染めるのが困難になるので、二つ折りにして染める事になりますが、折り目の部分に染色液が滲んだり、生地が厚ければムラに染まったりします。折らずに染められても、まっすぐ同じ高さに染めるのは難しいです。(画像2)
そこで、底を立体的(四角柱)にして染めるとムラなくきれいに染める事ができます。(画像1)
ただし、エコバッグの底が入るだけの口の広さが染色液を入れる容器には必要です。
※染色液の表面とエコバッグの染める部分の深さを調節してください。
エコバッグの内側には、底の形を崩さない工夫も必要です。
今回は、手で簡単に曲げられる針金を用いて装置(?)(画像3)を作りました。割り箸や竹ひごでも応用が効くと思います。
要するに、布地は濡れるとくっつく性質があること、空間がある(入れ物状になっている)と浮く性質があるというこの二つを防げば、きれいに均等に染められるはずなのです。
つまり、形を崩さず、適度な重さを均一に加えればいいわけです。
理屈っぽくなりましたが、もちろん手染めの良さは測ったようにきれいに染める事ではなく、自分らしく染められれば良いので、希望通り染める時の参考にしていただければ幸いです。
因みに、このエコバッグはベストカラー(綿・麻・レーヨン用)ベージュで絞り染め(大理石)をした後、レッドで染めています。
もっと良い染め方があればご紹介ください。
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