夏向けの “のれん” を作ってみました
一般に、“のれん”といえば、飲食・店舗のれん、楽屋のれん、湯のれん、仕切りのれん、イベントのれん、日よけのれん(幕)などがあり、使用用途に応じて生地やデザインも異なってきます。
用途に応じて、生地の厚さや種類を、デザインは、それを掛ける場所によってサイズと巾数(分割数)、仕立て方(上部の棒を通す部分)-チチ仕立てまたは棒袋仕立て、色数を選ぶ必要があります。
今回は、「仕切りのれん」を染色した生地を使って作りました。
生地は晒(または手ぬぐい)を用い、2巾で丈は72cm、チチ仕立てにしました。
のれん本体は、それぞれ全体の2/5と1/4を棒絞りを施して低温染色しました。㊟
のれん(1枚) 27g
ベストカラー(ティール)または
(ライトグリーン) 6ml
ベストコールド 12g
湯 100ml
ぬるま湯(棒が浸かる量必要) 6ℓ
約40℃に調節して1時間染める。
㊟棒絞り:棒に布地をきつく巻きつけて、端から中央に向かって絞っていき、戻らな
いように両端を輪ゴムで縛る
チチ部分は、ベストカラー(ワイン)で低温染色にてベタ染めしました。
チチ部分は二重にして、のれんをしっかり支えられるようにしてから縫い合わせて作りました。
本体は、思っていた以上に色が薄く染まったのですが、かえってチチ部分のワインが際立って、おしゃれで涼し気ではありませんか?
3色にしてはすっきり見えますよね???
皆さんも、自由に生地を染めて「仕切りのれん」や「日よけのれん(幕)」を作ってみませんか?
棚や本箱、窓の前に吊って、目隠しとしても使えますよ。
0コメント