エコバッグをタイダイ染めの代表的な模様<渦巻>に染めてみました!
今回は、携帯しやすい薄手のエコバッグを、一般的に「タイダイ染めに向かないのでは?」と思われがちな“蛍光イエロー”を使って染めました。
ベストカラー(綿・麻・レーヨン用)(蛍光イエロー)は、しばらく保管しておくと、固体と液体に分離して常温で撹拌しても溶けないため、染色できないと判断されることがよくあるんです。
しかし、それは“蛍光イエロー”の特性であって、湯煎して溶かせば何ら染色に問題はありません。
ただ、染色温度が下がった時に「どうなるのだろう?」という疑問が湧いてくる人もいるのでは?
そこで、“蛍光イエロー”でエコバッグを「タイダイ染め」しました。
※染料を振り掛ける時の温度は約50℃です。
いかがですか?
黄色に濃淡があるのが分かるでしょうか?
濃いほうがイエロー、薄いほうが蛍光イエローです。蛍光イエローは近くで見る(光が当たる)と、やはりぱぁあっと目に入ってきます。
ネイビーブルーを入れることで落ち着いた感じに仕上がっています。
ここで、制作過程を簡単に説明しておきます。参考になれば幸いです。
【制作過程】
①霧吹きでエコバッグ全体を湿らせ、エコバッグの表裏を一緒に、中央部分をつまんでねじり、渦巻状に巻いていき、形を整え輪ゴムで縛ります。
②染色液、塩水、フィックス溶液をそれぞれ溶かし、ドレッシングボトルに入れておきましょう。
○ベストカラー(綿・麻・レーヨン用)(イエロー・蛍光イエロー・ネイビーブルー)
染料を5~10倍に薄め、べストコールドを加えてよく混ぜておきます。(約50℃)
○塩水(2%)(約50℃)
○フィックス溶液(ベストフィックスの1%溶液)
③塩水を表裏にたっぷり振り掛け、軽く絞って形を整えます。
④1/6ずつ交互にイエローと蛍光イエローを染色液が中まで入るよう広げながら表裏たっぷり振り掛けます。
⑤ネイビーブルーを表裏とも表面だけに全面に適当に振り掛けます。
⑥染色液がポタポタ落ちなくなるのを待って、フィックス溶液を両面に振り掛け、液が切れたらビニール袋に入れて8時間以上放置します。
⑦表面の染料を流水で落としてから、縛っている輪ゴムを外し全体を洗って仕上げます。
準備しておけば、それほど大変なことはありません。
一度に色を変えて染める事もできます。
ぜひ、挑戦してください‼
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