エコバッグをタイダイ染め<たすき絞り>に染めてみました

ソフトな模様の印象が強いタイダイ染めで、薄手のエコバッグを、ベストカラー(グレー)を中心に、シャープなイメージに染めてみました。

いかがですか?

<たすき絞り>なのにV字になっていると合点がいかない方もいらっしゃるかと思いますが、エコバッグを折る位置で、同じ絞り方をしても違った仕上りに見えるのです。(以下参照)

ここで、絞り方の手順と染色過程を簡単にご説明します。

【絞り方の手順】

  エコバッグを中央部分が端になるように広げ、脇線部分を中央に持ってきます。ここで  

  きっちり重ねるのではなく、3.5cm(自由に選択)ずらして脇線は平行に保っておきま

  す。  

   2枚の布がバラバラにならないよう待ち針等で固定して、チャコペン等で斜線を平行に3

  本描きます。

  斜線がずれないようにヒダを寄せてタコ糸で縛ります。その両側にもヒダを整えながら  

  寄せていきタコ糸で縛ります。斜線部分三箇所とも同じ作業をします。(底の部分は大き

  く軽く折ってください)

  持ち手の部分は2枚重ねて四角く折っていき、タコ糸で中央を縛ります。


【染色過程】

  ①染色液、塩水、フィックス溶液を準備します。

              (ドレッシングボトルに入れておきます)

   ○ベストカラー(綿・麻・レーヨン用)(グレー・蛍光イエロー・雅:撫子)

     染料を5~10倍に薄め、べストコールドを加えてよく混ぜておきます。(約50℃)

     ※この作品では、撫子は2倍に薄めています。

   ○塩水(2%)(約50℃)              

   ○フィックス溶液(ベストフィックスの1%溶液)

  ②霧吹きでエコバッグ全体を十分湿らせ、塩水(湯)を表裏にたっぷり振り掛け、

   軽く絞って形を整えます。

  ③上の画像のように、グレーはヒダの中まで染色液が入るようヒダを広げながら染色液  

   をたっぷり掛け、蛍光イエローも撫子もそれぞれ染色液を十分振り掛けます。(表裏と

   も)

  ④染色液が切れる(ポタポタ落ちなくなる)のを待ってフィックス溶液を両面に振り掛けま

   す。

  ⑤フィックス溶液が切れるのを待って、ラップで包み、ビニール袋に入れて一晩放置し 

   ます。

  ⑥ビニール袋から取り出し、ラップを外し表面の染料を水洗いし落します。

  ⑦色があまり出なくなったら、縛っていたタコ糸を外し全体を水洗いします。


あくまでも先出のエコバッグについてです。


あなたなりの工夫や色の選択で、あなた好みのエコバッグを作ってください。

ぜひ、楽しんでくださいね!

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